遊びの時間も無駄にしない!
- ちゃいるどさぽーと事務局
- 2018年6月19日
- 読了時間: 2分

1対1のデスクセラピーで獲得したスキルを日常の生活でも出来るようにすることを般化と言います。般化をする際に重要なことは、やはりできたらしっかり強化する(ご褒美をあげる)ことです。セラピーの場ではたくさん強化子を使っているのに、日常の生活での般化では、指示を出して子供がうまくできてもあまり強化していないことがよくあります。これでは、せっかく獲得したスキルも定着しません。リビングや公園、道を歩いている時など、動作を模倣させたり、簡単な音声指示を出したり、音声模倣させたり、と般化する機会はたくさんありますが、指示を出す際には、必ず強化してあげ、出来たらうれしい!という気持ちを持たせてあげることが重要です。
ただ、誉め言葉だけでは強化子としては弱いという場合は、子供が喜ぶ強化子を事前に用意しておく必要があります。
般化をしやすいタイミングとしては、おやつの時間と遊びの時間が良いでしょう。強化子となるご褒美が子供にとっても分かりやすいからです。
おやつは、お皿に入れてただ自分で食べさせるのではなく、指示や課題を出しながら一緒に食べる、また、遊びでも、トランポリンを一緒に手をつないだり、抱っこしたりして、うまく課題ができたら高く飛ばせてあげる、など即座に強化できるメリットがあります。
遊びの時間も、セラピーの貴重な時間です!どんどん課題を出していっぱい強化していきましょう!
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