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自閉症児療育とわたしたちのミッション


ABAとは、ヒトの学習や行動を研究する実験心理学の一派である行動分析学を、療育などの臨床の場に応用したものです。ABA=Applied Behavior Analysisの略です。

日本では行動療法と呼ばれることもありますが、特定の療法を指す言葉ではありません。ABAは、子どもだけでなく周囲の環境にアプローチすることでコミュニケーションや適切な行動を成立させることを重視する土台となる考え方で、教育、福祉をはじめ幅広い分野で応用され成果をあげています。

自閉症は脳や中枢神経系の機能障害が原因とされていますが、全て医学的に解明されているわけではありません。通常の脳波では異常が検出されないことがほとんどともいわれています。そのため外科的手術や薬による治療はできず、薬を用いる場合であっても多動のコントロールといった程度にとどまります。

ABAは名前だけでいうと難しく聞こえるかもしれません。しかし、わたしたちが普段子育てでやっていることとそんなに違いがあるわけではありません。言葉が通じない赤ちゃんに対しても問題行動をやめさせたり、望ましい行動を身につけさせたりといった働きかけはできます。言葉が通じなくても、自閉症児のある特定の行動を生み出し維持させている原因を探り、それを取り除くための環境を設定したり、マイナス面の解消だけでなく楽しくなるうような条件を設定したりと、ABAセラピーではこのような取組みを行っていきます。

ちゃいるどさぽーと(東京・千葉)では毎日の生活の場である、特に、「家庭での療育」を重視します。自閉症療育の現場は、まさに親を中心とした家庭であり、それをサポートしていくのがわたしたちの使命です。自閉症児の生活改善に資するために、お子さまと親御さんをサポートしていきます。


 
 
 

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